九州支部長就任にあたり
令和2年4月1日付で九州支部長に就任したBS52瀬戸信吾です。
九州支部は前支部長BS43中村靖氏が18年の長きにわたり牽引されてきました。
幅広い見識と強固な指導力で会員を鼓舞されてきました。
その後の支部長を私に勤める事ができるのか、大きな不安と重責を感じております。
九州支部は私が入会した頃には、往時の炭鉱を支えられた諸先輩が引退後、間もなく、まだまだ、お元気な時でした。会員数もそうですが、とても活気のある時代でした。
そんな先輩方も年齢には勝てず、次第に会へ出席していただくことが少なくなり、寂しい現状です。
それでも2015年には先輩方の協力と若い会員の協力で本部総会を福岡で開催することができました。
その3年前、2012年に全国総会を開催された中国支部と、日頃、連携している四国支部の2支部から強力な応援を頂き、三支部を挙げての総会は、地方の北光会員の心意気を示すことができたと自負しております。
今後は、過去に一度は支部総会に出席して、二度目以降に連絡の無い若い会員の皆さんと積極的に会話して、支部総会を以前のような、大酒を酌み交わし自分の意見を堂々と主張し（多少、大言壮語の風潮はありましたが）、世代の垣根を低くした支部を目標にしたいと思います。
九州支部の活動の中に、佐賀県における「全国青春寮歌祭」があります。東北支部の善意で譲っていただいた袴、着物、学帽、高下駄等を身に着け、参加校の中で一際、歴史と伝統を伝える北光寮の幟のもと参加しております。
北は北海道大学から南は九州のほとんどの国立大学、関東周辺の有名私立大学まで多くの大学OBが集結します。
どの大学もそうですが、ここでも、若い会員の出席率が低くなってきており、若さと人数の迫力が、あまり感じられなくなってきております。
北光会九州支部では、若い層の掘り起こしと、まだまだ元気な中高年会員との交流を図り、寮歌祭に初めて参加した時のような賑やかなものにしたいと考えております。
少し前の全国総会で、ある支部の支部長が地方の支部は統合もしくは廃止にと発言されましたが、言語道断であります。
地方の支部が起点となり、北光会全体を元気づけることができるようになる事が大切なことであり、当支部も尽力したいと思います。
不慣れな新任支部長ですが、どうぞ皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
九州支部長 瀨戸信吾
